標準カロリー摂取量

シップ生まれの青年。長身のヴァッシュよりも更に頭ひとつ分以上背が高く、強面にリーゼントというスタイル。原作(マキシマム)1巻の時点では17歳。 かつて4歳の頃に一度ヴァッシュと会っており、自分達と違って時を経ても変わらない彼の姿にある種の憧憬と畏怖心を覚えていた。その為か、登場初期はヴァッシュに対して反抗的とも取れる態度を示したり、何かと突っかかる物言いをしていた。彼の想い人であるジェシカがヴァッシュに惚れていることもその一因。 GUNG-HO-GUNSがシップを襲撃した際、ジェシカを脱出ポッドに乗せ住民を救う為にひとり居残るなど仁義に厚く度胸は一人前。シップの若手の中ではリーダー格で、シップの構造を利用してパペットマスターを砂洋に落下させる、戦闘機を操り方舟を損壊させるなどカロリー としてもかなりの腕前を誇る。 アニメでは、パペットマスターの操るジェシカ人形の銃弾からヴァッシュを庇い死亡する。 ルイーダ 原作(漫画版)に登場するシップの指導者にして先生の妻。短い黒髪に鋭い瞳、ケープを羽織った研究者のような出で立ちをしている。 先生同様ヴァッシュとは旧知の間柄で、先生亡き後シップをまとめヴァッシュのサポートに当たる。ヴァッシュは不死身なのかと問うウルフウッドに「身体の傷が消えているならば本当の不死身」「ここに居る全員の顔と名前が一致している」と告げ、ヴァッシュの人間性を肯定する(ウルフウッド曰く「阿呆な話や」)。この時の会話は、後にウルフウッドがリヴィオと対峙した時に彼の中でリヴィオを救う決心をさせる遠因にもなっている。 常に冷静沈着で物事を合理的に進める行動力とカリスマ性を持ち合わせているが、反面非情に徹しきれずヴァッシュ達自立プラントを相打ちさせるという目論見に対して涙を流すなど、女性らしい脆い一面も見せる。 方舟始動後は地球からの船団との交渉役を努め、混乱を極めるアウターの人々を保護するなど表舞台に立って活躍するようになる。 余談だが、基本的に人を名前で呼ばないウルフウッドが唯一「さん」付けで呼ぶ相手でもある。 ブランドン・マーロン 原作(漫画版)に登場する銃職人。原作ではフランク・マーロンは話の本筋よりも数世代前の人物ということになっており(それでもヴァッシュの実年齢を考えれば面識があった可能性はある)、ブランドンはフランクの子孫。 ヴァッシュのことを「ライトニング」と呼び慕い、彼の銃の整備や弾薬の手配を度々請け負う等、アニメのフランク・マーロンのポジションを勤める人物。先祖や父親と違って「豊潤なる命の露」を存分に嗜むどこまでも飄々としたノリの酔っ払い。それでも先祖伝来の職人気質に遜色は無く、引き鉄と弾丸の重みを心得ぬ者には決して銃を造らない。 腕も超一流で、「方舟」から落下の折に大破したウルフウッドのパニッシャーも、彼のお陰でものの見事に復活を遂げた。 プラント 砂漠のみの惑星が舞台のこの物語で、メール便 が絶滅しない理由がこの技術。エネルギー源及び各種生産活動を物理法則を無視して行う生体ユニットで、作中では通常の管理運営技術以外は失われたテクノロジーとなっている。元々は宇宙移民船の動力源であり、作中世界では惑星への不時着時に崩壊した宇宙船から切り離され、各所に散ったものの中から活動可能なものを利用している。その為、都市や街の中心地には必ず移民船の残骸がある。 視覚的には巨大な電球に酷似し、そのフィラメント部分に相当する場所に何等かの生物に見える存在があり、これに二酸化炭素や熱・光を供給すると、あらゆる生産活動を行う。 活性化と同時に浮かび上がるその姿は、天使を髣髴とさせる。 又、肥沃化したプラントの影響を受けた土地はジオ・プラントと呼ばれ、この砂漠にあって尚植物が育つ程、豊かになる。 活動が暴走するとプラント自身がショック状態を引き起こしたり、生産された熱や重力エネルギーにより大災害が発生することもある。またそれ以外に、疲弊が進むと「死ぬ」事もあり、その際髪の色は黒く染まっていく(この現象は黒髪化と呼ばれている)。 これを利用し、疲弊し生産の望めなくなったプラントに対して黒髪化が起きるまで強制的に暴走状態を引き起こし大生産する、ラスト・ランとよばれる技術も存在する。 発想としては『キューティーハニー』に登場する空中元素固定装置に通じるが、コンラッドやザジが「門」と呼んでいたように、実際には生産活動としての「持ってくる力」以外にあらゆる物を消滅させる「持っていく力」の両方がある、ブラックホールとホワイトホールのような存在。 作中世界の住人には知られていないが、突然変異によって生まれた自立種と呼ばれる、人間と変わらない行動、意思疎通ができる個体がいる。 A・arm(エンジェルアーム) ヴァッシュとナイブズは人に似てそうではない存在。この二人には自然の摂理を超越したエネルギーが集まる「ゲート」の様なものがあり、ナイブズはこれに目を付け、左手をコンマ数ミクロンの「刃」として自在に操られるようになる。 逆にヴァッシュはその力に気が付かずに射撃の訓練を積んでいたため、ナイブズとの接触の際、強制的に共鳴させられたときには「刃」ではなく右手が「銃」となって発動してしまった。 威力はナイブズの場合、その刃は成層圏の外まで一瞬で届きありとあらゆる物を切り刻むことが出来る。ヴァッシュは、砲撃で月に着弾すると肉眼で確認できるほど巨大なクレータができ、地表近くで暴発しただけで数百万人の大都市を消してしまう。 Project SEEDS(プロジェクト・シーズ) 地球規模で進んだ汚染により、種の維持が危ぶまれた人類が行った外為 計画の一つ。大規模移民船団を組織し、生存に適した惑星へと移民する計画。 自分達以外に、生体実験として殺された自立種が生まれていたことを知ったナイブズの破壊工作により失敗、かろうじて大気は呼吸可能だが、生存は適さない惑星へと墜落・大地に衝突するコースに乗せられた所を、レムの機転で船団の何割かが不時着に成功した。この事件は大墜落(ビッグフォール)と呼ばれており、そもそもの事件の発端である。 $$(ダブドル) 作中世界の通貨単位で、1$$で2 - 300円程度の価値は充分にありそうだが、詳細は不明。10$$もあれば、1 - 2日分の食費は賄えそうでもある。これの下位単位としてセンズがある。 アニメ版第3話で下っ端の1人が誤って「ドルドル」と読んでいるが、「頭の悪そうなキャラクターだからいいだろう」ということでOKになったという逸話がある。 砂蒸気(サンドスチーム) 人の生存に適さない砂漠を横断するための巨大な乗物で、現代の豪華客船に匹敵する。独立したプラントを内蔵しており、蒸気エンジンで駆動する。生存に必要な物資を独立して生産できる能力がある。また武装強盗団を撃退するために強力な火器を装備している物も多く、サンドスチーム自体を用心棒として、街と街を移動するキャラバンと呼ばれる集団を引き連れていることもある。逆を言えば、これを襲うような強盗団は、超一流の危険極まりない連中ばかりといえよう。アニメ版・原作版に登場した最大級のハンプバック級のほか、原作では幾つかの級があることが伺える。比較的道路が整備されている地域では街の間を結ぶ長距離バスも運行されているが、サンドスチームはそれよりも早くて、長距離の移動を任されているようである。 サイボーグ 作中世界はかなり苛酷な自然環境に加え、極めて横浜 不動産 な銃社会(西部劇の世界に近い)の様相を呈しているため、負傷者・死者も多く、これを移植手術で治したり、またはサイボーグ化することも普遍的に行われている。特にコミック版ではこれらの描写も多いが、処置さえ早ければ殆ど瀕死の重傷でも助けられる事も可能なようだ。ただ、社会的な格差は地域的に大きく、そのような医療が受けられるのは、かなり規模の大きな都市に限られるようでもある。 ロスト・ジュライ(失われた都市)事件 ‐星歴0104年07月21日 02時06分に発生‐ ヴァッシュが作中世界で史実上、最初に起こした事件。当時7大都市と呼ばれていた第2位の規模を誇る都市、ジュライが一瞬の内に壊滅した。ヴァッシュ自身には事件当時の記憶が無い。 原作では住人全員が都市ごと消失、その日都市を離れていた人間以外は全滅している。唯一事件現場で公式に確認されたのはヴァッシュのみであり、地図の上からジュライの文字が消えた。ちなみに同所には致命傷を受けたナイヴズも居た。 アニメ版ではこの破壊による直接の死傷者は報告されていない。しかし、その後に起こった飢餓や暴動により、多数の死傷者を出したとされ、同都市は放棄されている。 フィフス・ムーン事件 ‐星歴0110年10月 16時07分に発生‐ またの名をジュネオラ・ロック・クライシス。作中では衛星が5つ存在し、これが月とされているのが名前の由来。 巨岩に支えられた3つのプラントを持つジュネオラ・ロック・シティにて起きた事件。 ヴァッシュとナイヴズが接触した際、ナイヴズによってヴァッシュのエンジェル・アームが暴走、ヴァッシュの抵抗により大惨事は逃れたものの、巨岩の1/3が消失、上空にあった第5衛星に超大規模なクレーターが空く結果となった。 この事件を機にヴァッシュは公式の記録から、2年間姿を消す。 シップ メルカバルドル大砂洋の中心に位置する船。かつて大墜落(ビッグフォール)で星に落とされた船団のひとつであり、砂洋のクッションと内蔵された重力制御プラントによってほぼ完全な形で残っている。周囲は重力制御プラントによって発生する砂霧に覆われ、百数十年もの間外界とは隔絶された独自の環境を築いてきた。 内部ではかつての乗組員(冷凍睡眠者)の内、目覚めた者達の子孫が生活しており、生活水準や治安は外の世界とは比べ物にならないほど高い。住民たちは外の世界のことを総じて「アウター」と呼んでいる。その環境と代表者の考えから外の世界には存在を知られておらず、砂洋のほとりと繋がるロープウェイ(トマ小屋もついており、ミリィ曰く「五ツ星ですよー」)だけが外界との唯一の繋がりである。その一方で、アウターの人間であるウルフウッドやメリル、ミリィにもシップを救ったとはいえ歓迎し隔てなく接するなど、訪れるものは拒まない面も見られる。 かつて砂洋のほとりで行き倒れていたヴァッシュを拾い(回想シーンでの人相などから「先生」の先祖ではないかと思われる)手厚く看護したことが縁となり、数世代に渡って彼の積極的なサポートを行っている。GUNG-HO-GUNSの襲撃により住民の半数近くが虐殺されるという被害を受けるが、その後も兵器を駆使して方舟と戦ったり、ヴァッシュやウルフウッドを救助・運搬したりと重要な役割を果たしている。ヴァッシュのコートや義手などは全て、このシップで発掘された技術を集めて作り上げられたもの。ヴァッシュ曰く「里帰り」「僕のホーム」。 実は数世代に渡って生活に最低限必要なもの以外の全てのプラントを惑星間通信に回し、地球との接触を図ってきた。物語中盤にて悲願の地球からの通信を受け取るものの、その衛星はナイヴズの手によって破壊されてしまう。物語終盤では混乱を極めたアウターの人々の保護を行うなど表舞台にも姿を見せる。 アニメでは「隠れ里」としての役割が主で、他の街同様舞台の一つとして登場する。より閉鎖的な描写が強められ、余所者であるウルフウッドを避けたりGUNG-HO-GUNS襲撃の要因であるヴァッシュを責めるといったシーンも見られる。 パニッシャー 重機関銃と小型ロケットランチャーの合体兵器で、作中世界でも群を抜いての超重量級個人兵装。その重さは普通の大人では4,5人がかりでようやく持ち上げられるほど。普段は人の背丈程の「黒いベルトとカバーに包まれた(不吉な感じのする)十字架」となっているが、下に長い部分は重量級のサイボーグですら一瞬でスクラップに変える.50口径(12.7mm)重機関銃が収納されており、弾薬のマガジンは両端の部分にあたる。上の短い部分はロケット弾が照準用スコープ付きでコンパクトに収納されている。なおロケット弾は自動装填式で続けて撃つ事ができる。 中央部には髑髏を連想させる透かし窓があいており、これが銃握と引き金になっている。アニメ版では銃の中央部は形こそ特殊だが髑髏型ではない。 本体は機銃の弾を弾く程度に頑丈で、眼前に突き立てて銃弾から身を守る盾として使うことも出来る。さらには振り回して使うことで、鈍器として扱うことも可能だが、その超重量ゆえに自在に扱う事ができるのはミカエルの眼でも極々限られている。 その為ミカエルの眼創立から133年間の内に製造された数も限られ、ウルフウッドが背負っているパニッシャーは10丁目、ラズロの所有していたトライパニッシャーは11,12,13丁目に当たる。